書家・山﨑さんの作品展 31日まで
紀の川市の歌手・宮本静さんが来月開催する「〝ふるさと癒やし歌〟スペシャルコンサート」のプレイベントとして今月31日まで、和歌山市のモンティグレ(ダイワロイネットホテル和歌山)1階展示スペースで、宮本さんの新曲「我が名は青洲」の題字を担当した、海南市の書家・山﨑瀟(しょう)さんの作品展が開かれている。
山﨑さんは海南市美術家協会員で、同市に書道教室を構える。作品は宮本さんの曲を聴いてから手掛け、甲骨文字、隷書、行書といったさまざまな書体を用いて、「夢」などの短い言葉でそれぞれの曲を表している。会場には12点が並び、縦約140㌢×横約240㌢になる2曲びょうぶの作品には、「我が名は青洲」の歌詞がつづられている。
初日の1日には作品展のオープニングとして宮本さんが作品の前で歌唱。「先生の書の力強さ、嫋(たお)やかさを味わえる」とにっこり。山﨑さんは「書は特別なものではなく、生活の中の身近なものと感じ取ってもらえればうれしい」と来場を呼び掛けている。
コンサートは11月8日午後2時(開場1時半)から、和歌山市西高松の県立図書館2階のメディア・アート・ホールであり、オリジナル曲など全15曲が歌われる。指定席4000円、自由席は前売り3000円、当日3500円。問い合わせはミュージックマート・イワキ狐島店(℡073・457・1011)。