企業支援で覚書　行政書士会と公庫

　日本政策金融公庫和歌山支店（加野浩之支店長）・田辺支店（堀江邦勇支店長）と、県行政書士会（笠野義二会長）は２２日、中小企業支援に関する覚書を締結した。資金調達や行政への許認可申請などで連携・協力することで課題解決を支援し、地域経済の活性化につなげる。

　同日、同公庫和歌山支店で締結式が行われ、両支店長、笠野会長が覚書に署名した。今後、中小企業向けのセミナー・相談会への講師派遣、個別企業からの相談対応、相互理解を深めるための定期的な情報交換などを行う。

　加野支店長は「業務連携の絆を強めることで、よりお客さまの利便性を図ったスムーズな経営支援につながる」、笠野会長は「顧客のニーズに基づき、全力で支えようと業務に当たっている。締結はとても意義あること」と話していた。

覚書を手に握手を交わす（左から）堀江田辺支店長、笠野会長、加野和歌山支店長