秋の火災予防運動で啓発 9日から

 秋の火災予防運動が9日から全国一斉に始まる。運動は15日までの7日間で、県内各地でさまざまな防火の取り組みが展開される。

 運動を盛り上げようと和歌山市のJR和歌山駅前では7日、和歌山塗料商業会や市危険物防火研究会、市消防局職員ら約20人が街頭に立ち、駅利用者らにティッシュなど約2000個の啓発グッズを配付した。

 同商業会の中尾修介会長(77)は「年末に向けて、まちも慌ただしくなるので、防火の心を広く呼び掛けていきたい」と話した。

 同市のことしの火災件数は7日現在、前年同期比7件減の100件で推移している。

啓発グッズを配付する消防職員と参加者

啓発グッズを配付する消防職員と参加者