学童保育の定員増へ 海南市が予算案

 海南市は、小学生を放課後に預かる「学童保育」の待機児童解消へ向け、新たな保育室の整備経費700万円を平成26年度一般会計補正予算案に計上。27日開会の市議会12月定例会へ提案する。

 現在、学童保育は市内13の全小学校区で実施。亀川、巽の各校区で定員を超過しており、今回の補正で、その2校の定員拡大を目指す。子育て支援の一環で、年々高まるニーズに対応するもの。それぞれ空き教室を改修し、保育室を1室ずつ増やす計画となっている。

 一般会計補正予算案は2件で計1億3119万8000円の追加。定例会には予算8件、来年4月1日のオープンへ船尾の第一中学校跡地に建設を進めているスポーツセンターの設置など条例10件、その他4件の計22議案を提出する。