思いやりの心を 人権週間10日まで
「第66回人権週間」がスタートした4日、和歌山地方法務局などは和歌山市のJR和歌山駅前で街頭啓発活動を行い、通勤客や学生に思いやりの心を呼び掛けた。
国は、国連が「世界人権宣言」を採択した12月10日(人権デー)までの1週間を人権週間と定め、全国的に啓発活動を展開。同駅中央口と東口では、人権擁護委員ら31人と人権イメージキャラクター「人KENまもる君」らが参加し、ティッシュなどの標語入り啓発グッズ2000個を配った。
同局によると、近年は近隣間トラブルや強制・強要といった相談が多く、今後は外国人の増加に伴う差別も増えるとみられ、重点的に取り組んでいくという。
6日には「人権のつどい」がみなべ町で開かれ、全国中学生人権作文コンテストの表彰式や、ハープなどのトーク&コンサートがある。入場無料。問い合わせは日高振興局総務県民課(℡0738・24・2936)。