竜門小PTA活動 文科相表彰に輝く
優秀な実績を上げているPTAを表彰する本年度の「優良PTA文部科学大臣表彰」に紀の川市立竜門小学校育友会(井関弘典会長)が選ばれ、26日に井関会長らが市役所を訪れ、中村愼司市長に喜びを報告した。
同校育友会は昭和22年に設置され、本年度は保護者と教員の計73人(同日現在)が加入している。
主な活動として、昭和59年度から竜門地区全家庭と協力し、古新聞を中心にリサイクル運動を展開。平成2年度からは年に2回、PTAの全家庭で通学路の草刈りを実施している。また、竜門保育所保護者会と竜門地区幼児・児童教育振興会との共催で、毎年春に地区対抗の親睦スポーツ大会を開催。さらに、育友会会報「龍門」を年に2回発行し、地区の全家庭に訪問配布している。こうした内容が、健全なPTA活動として特に実績を上げているものと高く評価された。
市役所訪問には井関会長の他、井関安晴副会長、植野隆校長が出席。植野校長から活動内容の説明が行われ、中村市長は「長年にわたって地域に密着してきた活動が認められたのだと思う。この表彰を契機に、引き続き頑張ってほしい」と祝福した。
井関会長は「先輩方の功績のおかげ。(来年夏に完成予定の)新校舎に賞状を飾れることをうれしく思います」と受賞の喜びを語った。
小中学校関係を対象に表彰され、県内から、同校育友会と県立たちばな支援学校育友会の2団体が選ばれた。全国の受賞団体は129となっている。