功労賞は3人に 県スポーツ賞決まる
県教育委員会は12日、スポーツの振興などに優れた功績のあった競技者、指導者を表彰する「第53回県スポーツ賞」の受賞者を発表した。スポーツ振興に貢献した人に贈る「スポーツ功労賞」に3人、競技者の育成に尽力した「スポーツ優秀指導者賞」に1人など、計個人145人と39団体が選ばれた。表彰式は18日、和歌山市のホテルアバローム紀の国で行われる。
受賞の内訳は、功労賞3人▽優秀指導者賞1人▽国際的な大会で特に優れた成績を上げた「スポーツ顕賞」12人4団体▽全国規模の大会で特に優れた成績を残した「スポーツ賞」85人25団体▽全国規模の大会で優秀だった「スポーツ奨励賞」44人10団体――。スポーツ振興への貢献が特に著しい人に贈る「スポーツ栄誉賞」の該当者はなかった。
功労賞は、ソフトテニス競技でジュニアの強化育成などに尽力する坂口全彦さん(78)=県ソフトテニス連盟副会長=、地域間の水泳連盟の連携などに貢献する丸田篤さん(67)=県水泳連盟副会長=、レスリング競技でオリンピック選手を輩出した実績のある山路明さん(60)=県立和歌山工業高校教諭=の3人。優秀指導者賞には、世界で活躍する水泳選手を育成するなど競技の振興に貢献している田儀人さん(60)=県水泳連盟副理事長=が選ばれた。
今回の最年少受賞者は、レスリング競技の松實海斗君(7)=新宮市立神倉小1年=、最年長受賞者は、パワーリフティング競技の藤田俊夫さん(79)=県パワーリフティング協会副会長=だった。
スポーツ顕賞の受賞者は次の通り(敬称略)。
【個人】川畑源大(29)ウエートリフティング▽嶋本麻美(27)同▽阪本直也(26)カヌー▽窪木一茂(25)自転車▽山本耕平(23)水泳▽中村智太郎(30)同▽多田桃子(21)セーリング▽桂拓也(23)ソフトテニス▽田中佑典(25)体操▽北田千尋(25)バスケットボール▽西岡詩穂(25)フェンシング▽和田翔吾(25)ボウリング
【団体】日吉染業㈱ヨット部シエスタコスモス(セーリング)▽同ヨット部日本代表チーム(同)▽和歌山クラブ(フェンシング)▽和歌山Aチーム(ボウリング)