【AR】世界遺産・天野をPR 宮本さん新曲
紀の川市在住の演歌歌手・宮本静(しず)さんが4月3日、CDデビュー5周年を記念したニューシングル「天野の恋塚」を全国発売する。高野山麓、かつらぎ町・天野の里に佇む「横笛の恋塚」をモチーフにした楽曲で、高野山開創1200年記念大法会を機に、世界遺産、天野~高野の地をアピールする。
「ふるさと癒やし歌」第5弾。天野の田園風景に感動した宮本さんが3年前から構想していた。ことし2月に現地の世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社でレコーディング。いまも里人に親しまれる恋塚から横笛の悲恋を思い、いまに生きる女性の気持ちを歌い上げている。
宮本さんは「この曲を機に天野の歴史などを知ってもらい、『天野を訪れてみたい』という人が増えれば」。CDデビュー5周年については「支えていただいた皆さんのおかげ。『ふるさと癒やし歌』も今作を含めて16曲になり、和歌山の魅力をさらに世界に向けて発信していきたい」と語った。
CDはカップリング曲「紀の国坂」「有田川」とそれぞれのカラオケを含めた全6曲、1枚税込み1500円。