塩津小で最後の卒業式 本年度で休校
和歌山市、海南市、紀美野町の公立小学校で19日、卒業式が行われた。
本年度で休校となる海南市下津町塩津の塩津小学校では5人が卒業。保護者や在校生2人、地域住民に見守られる中、坂中毅校長が卒業証書を授与。「卒業証書は1枚の紙だが、6年間の思い出と成長が詰まっている。旅立ちの時。胸を張って元気よく歩んで」と激励した。
在校生は卒業生との思い出を話し、卒業生は詩「生きる」を群読。在校生や教員らと共に歌い、学びやを後にした。
同校は明治6年に開校し、約2800人の卒業生を輩出。在校生2人は4月から大東小に通う。