ぶらくり小町マップ みんなの学校が作成

 城下町の商店街「ぶらくり丁」周辺で和歌山の魅力にふれてもらおうと、和歌山市米屋町のみんなの学校は、周辺の飲食店などを掲載したマップ「和歌山城下のぶらくり小町マップ」を制作した。和歌山城の観光客を対象に、25日から30日までの6日間、城内の2カ所で配る。

 マップには「とっておき和歌山ランチ」と題し、和歌山の特産品を使ったメニューを提供するぶらくり丁と周辺の飲食店、地場産品を扱うショップ計10店舗を紹介。マップを各店で掲示すると「ドリンクサービス」などの特典が付いてくる他、期間中、掲載されているいずれかの店舗に隠れている忍者を見付けた観光客に、みんなの学校オリジナル缶バッジをプレゼントする。

 マップは「城下町ぶらくりプロジェクト」と銘打ち、みんなの学校と商店主が協力して制作。観光客に周辺の情報を発信するだけでなく、和歌山城の観光客がどれくらい、ぶらくり丁まで足を運んでくれるかを調べるために作った。各店はマップを提示した観光客の人数を集計し、結果を商店主らと共有。今後のまちづくりなどに生かしていくという。

 みんなの学校スタッフの川島寛子さん(60)は「ぶらくり丁でも和歌山の味を楽しめることを知ってもらいたい。城下町・ぶらくりの魅力にふれて」と話している。

 配布は和歌山城一の橋と、城内の一般駐車場で実施。配布時間は午前10時から午後2時まで。

 問い合わせはみんなの学校(℡073・460・2028)へ。

マップを手に、みんなの学校スタッフ

マップを手に、みんなの学校スタッフ