入賞作決まる 粉河雛通り絵手紙コンク
粉河とんまか雛通り実行委員会(児玉かよ子委員長)は3月28日、紀の川市粉河の古民家山崎邸で絵手紙コンクールの表彰式を行った。大賞には助口心優さん(子供の部)と山本美佐子さん(一般の部)が選ばれた。
同通りの商店街など45カ所に飾っている雛人形を巡る「粉河とんまか雛通り」の一環。絵手紙を通して粉河のまちを知ってもらい、活性化につなげようと、初めて開催した。
コンクールでは、「私とおひな様」をテーマにした絵手紙を募集し、北は北海道、南は鹿児島までの全国各地から785通の応募があった。同実行委員会などで審査を行い、両部門から大賞各1点、優秀賞各3点、特別賞各10点と入賞370点(両部門合計)を選んだ。
助口さんの作品は、楽しさが表れているお内裏様とおひな様の表情を描き、「今年のひなまつりは楽しいね」と言葉を添えた。山本さんは、お内裏様とおひな様が笑顔で描かれ、「泣いたり笑ったりの35年。毎日けんかもあるけど、あなたがいちばん元気でいましょうね」と文字にした。いずれの作品も表情の良さが高く評価されたという。
表彰式には、受賞者の他、後援する紀の川市の中村愼司市長や同市商工会の高田亮平会長らの来賓が出席。児玉委員長は「今回の催しを機に、粉河がよりにぎやかになった。皆さんの協力のおかげ。最後まで楽しんでください」とあいさつ。受賞者に表彰状と記念品が贈られた。
受賞者は次の皆さん。
【子供の部】大賞=助口心優(紀の川市)▽優秀賞=廣橋昌依(紀の川市)、吉川愛恵(同)、東香羽(北海道)▽特別賞=中井南太(紀の川市)、東直香(同)、熊井美月(同)、西野巧喜(同)、青戸愛結奈(同)、父川恵太(同)、中村凛(同)、野村有希(大阪府)、塚本千景(北海道)、塚本千尋(同)
【一般】大賞=山本美佐子(大阪府)▽優秀賞=向井喜八(鳥取県)、坂下まるみ(兵庫県)、近藤妙(和歌山市)▽特別賞=松下ひで(静岡県)、秋吉さだこ(福岡県)、田中孝子(同)、西内由紀(高知県)、鳥本郁子(和歌山市)、竹内久美子(愛知県)、金久保嘉子(同)、北村洋子(高知県)、吉田邦子(埼玉県)、鬼塚澄子(福岡県)