開校5年で市内最多の児童数 藤戸台小
開校5年目で市内一のマンモス校に――。和歌山市内の公立小学校で9日、平成27年度の入学式が行われた。同市栄谷の藤戸台小学校(横町真紀校長)には新1年生164人が入学。全児童数は834人となり、市内の小学校で唯一800人を超える規模の小学校となった。
同校は平成23年4月に開校。23年度までは雑賀、宮前の2校が児童数800人を超えていたが、24年度からは800人を下回っていた。藤戸台小の周辺は宅地開発などが進んでおり、年々入学者数は増加。本年度も開校以来最多となる1年生を迎えた。
式では、スーツやワンピースを着た1年生を前に、横町校長が「小学校ではいろんな勉強が始まります。宿題もあります。皆さん頑張れますか?」と呼び掛けると、1年生は元気いっぱいに「はい!」と返事。在校生を代表して、6年生の大嶋はるさんが迎えの言葉を贈った後、全5組の担任の紹介があり、新入生は笑顔。小学校生活に胸を弾ませた。