選手育成へ委嘱 エクセレントコーチ
運動部活動の活性化を目指し、優れた指導力を持つ現職、退職の教職員を県内の学校や団体に派遣する、県教育委員会の「きのくにエクセレントコーチ」制度で、新規1人を含む本年度のコーチ21人の委嘱式が23日、和歌山市のホテルアバローム紀の国で開かれた。
式では、出席したコーチ一人ひとりの名前と専門種目、配置先が読み上げられ、宮下和己県教育長が委嘱状を授与。「ことしは和歌山のスポーツ界にとって輝かしい年。紀の国わかやま国体・大会、インターハイの開催も近づいてきました。選手の成果の源には指導者の力がある。指導者のかがみでもあるエクセレントコーチを通し、選手だけではなく、指導者も育っていけばと願っている」と激励した。
コーチを代表し、陸上競技を専門種目に県立新宮高校に配置される、小渕伸二さん(66)が「国体でも選手が持てる力を発揮できるように努めたい」と力を込めた。
委嘱された皆さんと専門種目、配属先は次の通り。
田中良子(弓道)日高高、紀央館高▽神前實(同)神島高▽橋次夫(ウエートリフティング)和歌山工業高▽児玉友一(バレーボール)熊野高、富田中▽田中章二(体操)和歌山北高、和歌山オレンジ体操クラブ▽田儀人(水泳)海南高、海南SC▽鈴木康生(剣道)和歌山工業高▽木村祐三(ソフトボール)笠田高▽中村勝久(陸上)海南高▽段木雅博(水泳)和歌山ダイビングクラブ▽小串親秀(陸上)日高高▽室谷正憲(レスリング)和歌山ジュニアレスリング教室▽梅本登(相撲)箕島高▽田直昭(空手道)那賀高▽角田良寛(柔道)箕島高▽西口政雄(陸上)粉河高▽門悌次(ボート)和歌山北高▽大橋義久(剣道)橋本高、高積中▽永野要祐(レスリング)熊野高▽林正(ウエートリフティング)田辺工業高▽小渕伸二(陸上)新宮高