和商Vで全国へ 高校ワープロ競技大会

 第63回県高校ワープロ競技大会がこのほど、和歌山市の県立和歌山商業高校で開かれ、団体の部で同校が優勝を飾り、8月1日に行われる第62回全国高校ワープロ競技大会(東京都立第三商業高校)に県代表として出場を決めた。

 県大会には11校から89人が出場し、各個人が10分間で課題の文章をパソコンで打ち込み、間違えずに入力できた文字数を競い合った。課題には、3月14日に開通した北陸新幹線に関する文章が出題された。団体の部の順位は、各校の上位3人の合計文字数で決まった。

 優勝した和歌山商業は、上位3人の合計が4863字で、2位を2000字近く引き離す大差だった。全国大会には、同校3年生の大西隆太君、平田光さん、橋本梓さん、寺井理乃さん、内藤陽也君の5人が出場する。

 部長の大西君は「全国大会でも入賞できるように頑張りたい」と意気込みを話していた。
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 県大会の結果は次の通り。

 【団体】①和歌山商業(4863字)②神島(2895字)③県和歌山(2754字)

 【個人】①平田光(和歌山商業、1693字)②橋本梓(同、1667字)③大西隆太(同、1503字)④寺井理乃(同、1286字)⑤山本早希斗(紀の川、1238字)

 【技能賞(1000字以上でノーエラー)】橋本梓(和歌山商業)▽辻井梨帆(同)▽畦地佑香(同)

 【佳良賞】藤井優(橋本)▽本多侑樹(笠田)▽田中望(貴志川)▽日下ほたる(県和歌山)▽中谷純菜(市和歌山)▽柴田美咲(和歌山商業)▽岡﨑文哉(有田中央)▽小島美紅(神島)▽永田勇翔(串本古座)▽辻山愛実(新翔)

全国大会出場を決めた和歌山商業の3年生(提供)

全国大会出場を決めた和歌山商業の3年生(提供)