確かな技で美しく 県美容技術選手権
カットや着付けの技術を競う「第48回県美容技術選手権大会」が22日、和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で開かれ、学生や一般の約90人が磨き上げた技術を披露し競い合った。
県美容業生活衛生同業組合(山根博理事長)が、県内の美容師の技術向上を目的に毎年開催。パーマの際にロッドを巻く「ワインディング」や、まとめ髪の「ロングスタイル」「留袖着付」など12種目があり、和歌山高等美容専門学校やIBW美容専門学校の生徒らが、20分から40分までそれぞれ定められた制限時間内で完成させた。
ワインディングとカットは国家試験課題に応じた内容で行われた。出場者は全体のバランスなどに気を配りながら、手際よくハサミやくしを動かし、マネキンの髪で課題を仕上げていた。
カット&ブロー、ヘアスタイルの2種目の優勝者は、10月に北海道で開かれる全日本美容技術選手権大会への出場権が与えられる。
各種目の優勝者は次の皆さん。
【ワインディング学生】京井一将【カット学生】萩原涼【浴衣着付学生】小原華乃【留袖着付学生】道上恵理佳【ワインディング】長硲柚衣【ロングスタイル】平岡瑛莉【留袖着付(ボディ)】長野庸子【中振袖着付(ボディ)】寺田君枝【カット&ブロー】渡邊亜季子【ヘアスタイル】服部久美子【ネイル総合】上野真鼓【ヘア&メイク総合】東瑠衣