9月定例県議会が開会 国体で3週間早く

 県議会9月定例会が18日開会し、県は総額約15億4300万円を増額する一般会計補正予算案など27議案を提出した。来月の「紀の国わかやま国体」開幕に伴い、例年より会期を約3週間早めた。

 仁坂吉伸知事は黄緑のきいちゃんポロシャツで登壇し、各議案の提案理由を説明。国体に向けては「(開幕まで)あと40日を切り、機運が一気に高まっている。これまで培った競技力と熱い応援、ふるさとを愛する心を『チーム和歌山』として結集し、男女総合優勝の栄冠を目指す」と、あらためて意気込みを語った。

 条例案件は、青少年健全育成条例に有害刃物類の所持禁止などの規定を加える改正案などを提出している。会期は9月3日までの17日間に決めた。一般質問は8月25~28日の4日間で行う。