今週末は近畿小学バレー 県代表に期待
夏休みを締めくくる第39回近畿小学生バレーボール大会が29、30の両日、大阪府堺市・大浜体育館で開かれる。県代表は男女8チームで、和歌山市から福島男子と城北少女、紀の川市から竜門少女が出場、地元の応援ムードも高まっている。全国大会から帰ったばかりの福島は、やや不完全燃焼に終わった同大会からの切り替えを目指し、城北は惜敗した近畿スポ少大会の雪辱に燃える。2人のエースの他は3年生主体という竜門は、全力プレーを誓い強豪に挑む。
大会は2日間にわたって、男女ともブロック(各6チーム)戦が行われる。男子は2、女子は6つのブロックに分かれ、3チームによる予選リーグの1位が各ブロック決勝に進出する。
県代表は男子が福島と南部(みなべ町)。女子は城北、竜門の他、南部、印南はまゆう(印南町)、日高VBC(日高町)と全国大会でも健闘した名田ソレイユ(御坊市)が出場。
福島、城北、竜門はともに2日目の試合で、福島は予選リーグで若草(奈良県)と狭山(大阪府)と対戦する。全国大会では、守りを軸に粘り強さを発揮しながらも、高さでやや劣勢となり決勝トーナメント進出はならなかったが、反省点を踏まえ気持ちの切り替えを図る今大会は注目で、シーズン後半への再スタートが楽しみ。
近畿スポーツ少年団大会は、試合中にレギュラーがけが、ベストの状態で臨めず上位進出できなかった城北だが、攻守にわたる全員バレーも順調に復活。予選リーグで高浜(兵庫県)SETT(京都府)を粉砕し決勝進出を狙う。
5年生と6年生の2人のアタッカーを軸に、最後まで諦めないガッツで県代表を勝ち取った竜門の予選リーグの相手は、比叡平(滋賀県)と平野(大阪府)。いずれも全国大会常連の強豪チームだが、対戦できるチャンスを生かし、チームの実力を試す格好の機会でもあり、1プレー1プレーを大切に大舞台での奮起が望まれる。
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《福島男子》監督=岡本佐和子▽コーチ=佐武香▽主将=金田七海▽選手=坂下聖斗、戎脇泰盛、小笠原大知、竹中空斗、竹中拳剛、岡本凌空、西出遥斗、辻本颯太郎、岩田尚己
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《城北少女》監督=宇藤裕子▽主将=辻杏理▽選手=百合姫佳吏、丸山喜容子、堀田涼羽、古久保愛香、森本早紀、丸山千遥、本村涼菜、中務陽那、堀田陽梛、種子永蒼衣、梅木宏佳
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《竜門少女》監督=湯浅永一▽コーチ=湊純一▽主将=宮城茉歩呂▽選手=湯浅愛菜、石本葵、岡野恋幸、芦田凛、谷口蒼彩、上林麻美、芦田七菜