地元フルーツで料理 初コンテスト開催へ

フルーツの魅力を紀の川市内外に発信し、地域の活性化に取り組む「フルーツ・ツーリズム研究会」で、地元フルーツを使った料理開発などを研究している「ぷるラボ」は、第1回ぷるぷるフルーツ料理コンテストのレシピを募集している。

スイーツだけでなく、料理にもフルーツを使うことで、地域に新しい文化を根付かせようと、同コンテストを企画。今回が初めての試みとなる。

コンテストの開催に向け、メンバー約20人は手作りの応募チラシを約800部作成。学校に配付した他、図書館や各支所に設置した。

応募するレシピの内容は、市特産フルーツのイチジク、ハッサク、桃、柿、キウイ、イチゴ(加工品でも可)のうち、1種類以上を使用。同研究会メンバーや管理栄養士らが審査し、指定されたフルーツが使われていることに加え、おいしさとフルーツの使い方、手軽さ、アイデアなどで総合的に判断する。

応募対象は、11月7日に市役所で行う2次審査に料理を持参できる人。応募方法は、応募チラシに名前や住所、電話番号などの必要事項と料理名やアピールポイント、4人分の材料、作り方を記入し、料理の写真(イラスト可)を添えて市役所商工観光課内の同研究会事務局まで申し込む。締め切りは9月30日。

コンテストでは、最優秀賞1点と優秀賞5点を選ぶ。受賞者には賞状と副賞としてフルーツが贈られる。市内飲食店でレシピのメニュー化を依頼することも企画している。

同研究会メンバーの井関結加さんは「新しい料理の切り口を探しています。ぜひ応募してください」と呼び掛けている。

問い合わせは同事務局(℡0736・77・0843)。

「ぜひ応募してください」と井関さん㊨と娘の花暢ちゃん

「ぜひ応募してください」と井関さん㊨と娘の花暢ちゃん