たま駅長の秘蔵ショット 18日~貴志川線
世界中に愛された、たま駅長の姿を再び――。6月に生涯を閉じた貴志川線の「たま駅長」をしのび、和歌山電鐵は18日から、運行する貴志川線のたま電車内で、たま駅長の秘蔵写真43枚を展示する。
11月4日まで。たま電車内での、たま駅長の写真展開催は初めて。これらは全て、同社の広報を担当する山木慶子(よしこ)さんが撮影。平成19年の貴志駅の駅長就任から、ことし1月の就任8周年を祝う式典まで、8年間で撮影した中から厳選した。
愛らしいしぐさや表情を捉えたものが多く、車内には、70歳(人間に換算)のバースデーをケーキで祝われる姿や、大勢にカメラを向けられる様子、母ネコのミーコ、チビとの貴重なスリーショットも。
中でも、山木さんのベストショットは、4年前の貴志川線まつりで見せた、笑ったような表情の一枚という。山木さんは「写真は万単位の枚数があり、選ぶのに苦労しました。たま駅長は表情豊かで撮るのも楽しく、どれだけ見ていても飽きません。たま電車に乗って懐かしい写真を通じ、たま駅長をしのんでもらえたら」と話している。