智弁3位、夏の王者に善戦 国体高校野球
高校野球硬式は29日、和歌山市毛見の県営紀三井寺球場で準決勝の2試合があり、第1試合で県代表の智弁が今夏の選手権大会覇者の東海大相模(神奈川)と対戦し、7―10で敗れた。
◇準決勝
智弁 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | 1 | 1 | 0 | 1 | 7 |
東海大相模 | 1 | 1 | 4 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | × | 10 |
〔智〕金岡、中野、齋藤―西山〔東〕吉田―長倉▽本塁打=春野2、山本(智)宮地、長倉(東)▽3塁打=竹内(東)▽2塁打=野口、齋藤、垣(智)磯網2、長倉、杉崎(東)
試合は両チーム合わせて5本塁打を含む28安打の乱打戦となった。智弁は1点を追う2回、1死2、3塁と攻め、北阪のスクイズで同点。1点を追う3回には春野の2試合連続となる本塁打で再び同点とした。5回には山本の本塁打で2点を返し、最終回には春野がこの試合2本目の本塁打を放つなど最後まで食らい付いたが、点差を詰めることはできなかった。
西山統麻主将は「楽しく試合ができた。東海大相模を相手にこれだけ打てたので十分です」と話していた。