紀の川市歌の歌詞決まる 7日初披露
同市ではこれまで市歌はなかった。企画調整課によると、歌詞は1番から2番、もしくは3番までの構成で、市の風景が思い浮かぶ歌詞を条件に、ことし5月から6月末にかけて募集。全国各地から92点の応募があった。
その中から、市出身のピアニストやフリーアナウンサー、市内小中学校の国語と音楽の教諭ら8人で審査した。
今回、市歌の歌詞に選ばれたのは、東京都の保岡直樹さんの作品。3番までの構成で、子どもから大人まで親しめる点などが高く評価された。歌詞には、市の花「桃」や市の木「キンモクセイ」などのワードが盛り込まれ、まちの情景が思い浮かぶ内容となっている。
保岡さんは作詞にあたり、市の美しい自然や風土を織り込みながら、清く、明るく、元気な歌詞を心掛けたという。また、「清き流れ」という歌い出しに、「清流」紀の川を強くアピールした。
保岡さんは「いきいきと力を合わせ、輝く未来へ躍進する紀の川市の姿を歌い上げた。広く、永く、皆さまに愛される歌になればと願っています」としている。