卒寿迎える12人で同窓会 黒江小
海南市立黒江小学校を昭和13年に卒業し、ことし卒寿を迎える12人の同窓会が6日、船尾の料亭「美登利(みどり)」で開かれ、思い出話に花を咲かせた。
出席したのは、坂辺美年さん、田嶋俊雄さん、上中峰雄さん、柳川和一郎さん、南川富美子さん、大浦昌子さん、今西静子さん、小林あい子さん、藤田旬作さん、菱井楠美さん、谷口孝子さん、上野山利夫さん。
小学生当時、同学年5組編成でクラスメート約250人がおり、まだ木造だった校舎で共に学び、巣立った。
全員、70年前の第2次世界大戦を経験し、男性の中には戦地に送り込まれたメンバーもいる。
これまでも同窓会を開いてきており、昨年の18回目で最終回の予定だったが、卒寿ということもあり開くことになった。来年3月に卒寿を迎える柳川さん(89)は「やっぱり会えたらうれしいし、楽しいですね」と笑顔。
記念写真を撮影した後、食事を楽しみながら同級生との会話に花を咲かせた。