冬の献血に協力を 学生推進協がキャンペ
献血者が減少傾向となる冬場に合わせて献血への協力を呼び掛けようと、県内の大学生らでつくる県学生献血推進協議会は13日、和歌山市内2カ所でキャンペーンを実施した。
「全国学生クリスマス献血キャンペーン2015」として全国的に展開している活動の一環。
この日は、松江向鵜ノ島のメッサオークワガーデンパーク和歌山店と中野のスーパーセンターオークワパームシティ和歌山店で、近畿大学や和歌山大学、県立高等看護学院、和歌山赤十字看護専門学校などの学生30人が活動。サンタクロースやトナカイの衣装を身に着け、「血が足りません」などの手作り看板を手に、買い物客らに献血への協力を訴えた。
近大生物理工学部2回生で同協議会の鷲津朱理さん(20)は「私たちの呼び掛けで、初めて献血をしてみようと言ってくれる人もいる。一度献血すれば、次からは協力してもらえるハードルが下がると思うので、私たちの活動がきっかけになればうれしい」と話していた。
県赤十字血液センターによると、全国学生献血推進実行委員会は血液が不足しやすい夏と冬を中心に活動しており、県協議会はその他の時期も毎月、独自の活動を続けている。
キャンペーンは23日にもメッサオークワガーデンパーク和歌山店で行う。受付時間は午前10時~11時45分、午後1時~4時半。