最後の国際交流まつり盛況 10年の節目に
「国際交流まつり2015~10年の感謝を込めて~」が20日、和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で開かれ、地域で活動している外国人や家族連れなどでにぎわった。ことしで10回目の節目を迎え、最後の開催となった。
県国際交流協会と県国際交流センターが国際交流事業の一環で年1回開いてきたイベント。ことしもメーンステージでは、空手、ベリーダンス、カポエイラなど、国内外のダンスや武術が披露され、2年目の「外国語deカラオケ大会」も昨年に増して盛り上がった。
会場には和菓子やフランスの焼き菓子、チヂミ、ナン、餃子などの飲食ブースが出店。国際交流コーナーでは、中国、ポーランド、パナマ、ギニアビサウ、ジャマイカの5カ国について在住外国人らが紹介し、参加者は写真などを見ながら興味津々に話を聞いていた。
同協会の樫畑直尚理事長は「国際交流まつりはことしで10年を迎え、一区切りとさせていただきますが、今後もいろんなイベント、教室などを通じて地域の国際化に一層励んでいきたい。今後かたちを変え、このようなイベントも開催していきたい」と話している。好評のカラオケ大会は第3回開催を検討中という。