映像で生徒を応援 市高教員が校舎に投影
和歌山市立和歌山高校(同市六十谷、山本昌之校長)で24日、勉強やクラブ活動に取り組む生徒を応援しようと、校舎の壁面にクリスマスにちなんだ映像を映し出すプロジェクションマッピングが行われた。
遅くまで学校に残って頑張る生徒に喜んでもらうと田野岡教彦教頭が企画し、昨年から始めた。
午後5時ごろ、本館正面の壁面に投映が始まり、サンタクロースやトナカイ、クリスマスツリーなどの他、教員から生徒に贈る「心をきれいにするのは、思いやり。心を広くするのは、ありがとう」などのメッセージが映し出され、生徒らは足を止めて眺めていた。
ハンドボール部2年の中居駿君(17)は「とてもきれいでクリスマスを感じた」。田野岡教頭は「夜なので全員には見てもらえないが、これを見て教員の思いが伝われば」と話していた。
映像は25日午後5時からも約1時間、投映される。