トライアンズのバスケット教室 中之島小
プロバスケットボールチーム「和歌山トライアンズ」による特別授業が20日、和歌山市中之島の市立中之島小学校(硲間正子校長)で開かれ、アンバサダーの石橋貴俊さん(47)とセンターの津野田祥成選手(23)が、5年生約50人とバスケットボールを使った運動を楽しんだ。
トライアンズは地域貢献活動の一環として、昨年10月から市内の小学校を訪問し、スポーツの楽しさを伝える「トライアンズキャラバン」を実施。中之島小での授業は、同キャラバン第2弾のスタートとなった。
授業で石橋さんと津野田さんは、バスケットボールの基本動作などを指導。ディフェンスやドリブルの際の基本姿勢となる「パワーポジション」の紹介では、足を肩幅まで広げ、上体を少し前にして腰を沈める姿勢を実演した。児童は2人組になり、1人が手に持ったボールを自由なタイミングで落とし、パワーポジションで構えたもう1人が、ボールが地面に着く前に受ける練習に取り組んだ。
また、運動神経を向上させる手法として近年注目されている「コーディネーショントレーニング」を取り入れながら、バスケットボールの基本を楽しんだ。櫻井季新君(11)は「こんな授業は受けたことがなくて、とっても楽しい。トライアンズの人は迫力があった」と話していた。