参院選候補に西本氏 幸福実現が擁立
幸福実現党県本部は29日、今夏の参院選和歌山選挙区(改選定数1)に、党県本部副代表の西本篤氏(45)を公認候補として擁立すると発表した。
西本氏は滋賀県大津市出身。追手門学院大学経済学部を卒業後、建設設備会社を経て、平成10年に宗教法人「幸福の科学」に入局。現在は和歌山巡回支部長を務める。
西本氏は「少子高齢化で人口が減少し、経済が疲弊している。若者が定住できるような社会づくりが重要」とし、消費減税による景気回復、仕事のしやすい環境の整備、若者の定住促進を目指すとしている。
「財政の優遇や規制緩和、大企業の誘致などで雇用を創出し、医療費や保育料の免除、低家賃化で、子育て世代が安心して生活できる社会づくりを進めたい」と抱負を述べた。
同選挙区では自民党現職の鶴保庸介氏(48)、民主党新人の坂田隆徳氏(36)、共産党新人の坂口多美子氏(40)も立候補を予定している。