50周年の祝賀会 海南海草地方陸上競技協
本年度、創立50周年を迎えた海南海草地方陸上競技協会(川村栄司会長)の記念祝賀会が1月30日、海南市日方の海南商工会議所で開かれ、会員ら約50人が節目を祝福。半世紀にわたる歩みを振り返りながら、陸上競技界の発展と協会のさらなる飛躍を誓った。
同協会は昭和40年に陸上愛好者で発足準備委員会を立ち上げ、翌年に同好会として活動をスタート。45年に海南海草地方陸上競技協会として正式に創立された。
以来、陸上競技選手権大会やクロスカントリー大会を毎年主催する他、多くの主幹、協力行事を長年にわたって実施。平成2年には小学生の「海南アスリートクラブ」を立ち上げ、国体やインターハイ、箱根駅伝の出場選手を数多く送り出してきた。
祝賀会では、川村会長が「これまでの積み重ねを基盤にして、来年度からは、より一層海南海草地方の陸上競技の発展と地域のスポーツ振興に寄与することを目的に、会員一同努力を重ねていきたい」とあいさつ。海南市の神出政巳市長、紀美野町の寺本光嘉町長、和歌山陸上競技協会の南正晃専務理事が祝福の言葉を贈った。
また会員が手作りした、昨年秋の紀の国わかやま国体・大会陸上競技の映像をスクリーンに投影。総力を挙げて国体を成功させた喜びや感動がよみがえり、スポーツを通じた郷土づくりに、思いを新たにしていた。