たま駅長が殿堂入り 県の新制度第1号に
仁坂吉伸知事は2日、新制度「和歌山殿堂」を創設し、和歌山電鐡(本社=和歌山市伊太祈曽、小嶋光信社長)の「たま名誉永久駅長」を殿堂入り第1号とすると発表した。
和歌山殿堂は、広く県民に親しまれ、明るい希望と活力を与えるとともに、国内外に県の名声を広めるなど特に顕著な業績を残し、県の誇りに値すると認められるものについて、その功績を将来にわたりたたえるのを目的とする。
16日に県立図書館・文化情報センター(同市西高松)で殿堂の除幕式を行い、たま駅長の顔などが描かれたレリーフのレプリカを小嶋社長に贈る。
仁坂知事は「たま駅長の活躍は今ある制度の枠にはまり切らず、新制度を作った。世論に従い、歴史に残したい人物や生き物を殿堂入りさせていきたい」と話している。