名水百選の選抜総選挙 県内4エントリー

和歌山の名水にぜひ投票を!――。「名水百選」の選定30周年を記念した選抜総選挙がインターネットで行われており、県からは4つの名水がエントリーされている。ウェブサイト(http://www.eeel.go.jp/water-project/meisui/election/)で各部門一日1回投票できる。13日まで。

観光地部門に紀三井寺の三井水(和歌山市)、熊野川=川の熊野古道=(新宮市)、景観部門に古座川(古座川町)、おいしさ部門になんたん水/古座川(串本町)がエントリー。トップ5に選ばれると、交通アクセスや周辺の観光情報などのPRが期待できる。

県などは夏から、水をテーマに県観光を発信する「水の国、わかやま。キャンペーン」を展開する予定で、注目度アップへ県民に協力を呼び掛けている。

名水百選は全国の清澄な水を再発見し、広く国民に紹介しようと、環境省が昭和60年に選定。今回の総選挙は平成20年に選定した「平成の名水百選」を含めた200の名水が対象となっている。