学びの成果展示 19日まで和歌山市民大学
本年度の和歌山市の市民大学受講生の作品展が17日、市民会館で始まった。
19日まで。市民大学は20歳以上の市内在住・在勤者を対象に、多彩な講座を開講。余暇を活用して学びながら、健康な生活や仲間づくりなどを目的にしている。作品展は学びの成果を披露するもので、19日にはステージ発表も行われる。
展示会場では日本画や水彩画、俳句や陶芸、手編み手芸など11講座の受講生292人が出品。
力強い書や、動物や植物を描いた温もりのある水墨画、イチョウや奇跡の一本松を題材にした手の込んだ工芸盆栽など、力作が並んでいる。
書道や水墨画、陶芸などを学んで約10年、今回は写真講座を受講したという同市新八百屋丁の西野公子さん(72)は「友達もたくさんできて楽しいですよ。次は何をしようかな、と迷うほどです」と笑顔で話していた。
ステージ発表は19日正午から同館小ホールで開催。舞踊やコーラス、マジック、大正琴など6講座の受講生が発表する。無料。展示は午前10時から午後4時まで。