県教委、2449人の異動発表
県教育委員会は25日、4月1日付発令の人事異動を発表した。異動規模は、事務局等職員が232人(前年比32人増)、教職員は県立学校、小中学校を合わせて2217人(同54人増)。組織改編では、和歌山を幹事県に昨年開催された全国高校総合体育大会(インターハイ)の終了に伴い、高校総体推進課の廃止などを行う。
事務局等職員の人事は、学力・体力向上への取り組み、いじめや不登校などの課題への迅速な対応を念頭に実施したとし、配置換え216人(同32人増)のうち昇格が24人(同16人増)、女性が49人(同11人増)、退職が16人(同0人)となっている。
教職員の人事は、学校や地域の活性化を図り、特色ある学校づくりを期待して行った。小中学校は1627人(同3人増)、県立学校は590人(同51人増)が異動。女性管理職は、校長、教頭、事務長(高校、特別支援学校)を合わせて149人で前年度末より8人増えた。新規採用は小学校186人、中学校81人、高校55人、特別支援学校38人の計360人(同30人減)。本年度末の退職者は小中学校446人、県立学校189人の計635人(同3人減)となった。
組織改編は、高校総体推進課を廃止する他、教育課題への迅速な対応を図るため、教育支援事務所を4カ所から5カ所に再編。紀中教育支援事務所を「日高教育支援事務所」、紀中教育支援事務所有田分室を本庁所管の海草地域を含めて「海草・有田教育支援事務所」として独立させる。また、県立学校教育課と義務教育課にそれぞれ総務班を、スポーツ課に競技力向上推進班を再編した。
教育庁等職員
【次長級】
教育総務局長(国体推進局障害者スポーツ大会課長)岡﨑秀紀
学校教育局長(県教育センター学びの丘所長)木皮享
県教育センター学びの丘所長(学校教育局県立学校教育課長)池田尚弘
県立自然博物館副館長(県立桐蔭高事務長)田中秀典
【課長級】
教育総務局総務課長(健康局医務課長)鳥渕博文
生涯学習局生涯学習課長(学校教育局学校人事課副課長)西山正紀
生涯学習局生涯学習課人権教育推進室長(学校教育局義務教育課副課長)前田文久
学校教育局県立学校教育課長(学校教育局高校総体推進課長)小滝正孝
学校教育局県立学校教育課特別支援教育室長(学校教育局県立学校教育課副課長)前田成穂
学校教育局健康体育課長(国体推進局競技力向上推進課副課長)橘誠
海草・有田教育支援事務所長・学校教育局学校人事課教育企画員兼職(県立桐蔭中教頭)尾﨑弘和
日高教育支援事務所長・学校教育局学校人事課教育企画員兼職(日高川町立山野小校長)栖原伸精
東牟婁教育支援事務所長・学校教育局学校人事課教育企画員兼職(新宮市立城南中教頭)松本広明
県立近代美術館副館長(生涯学習局生涯学習課長)雜賀敏浩
県立紀伊風土記の丘副館長(生涯学習局文化遺産課教育企画員・県文化財センター事務局長)米田良博
教育総務局総務課副課長(生涯学習局生涯学習課副課長)木地尾整
教育総務局給与福利課教育企画員・紀南分室長事務取扱(県立有田中央高事務長)西山耕司
生涯学習局生涯学習課副課長(生涯学習局生涯学習課企画調整班長)堂本淳也
生涯学習局スポーツ課副課長(生涯学習局スポーツ課競技スポーツ班長)太田謙二
生涯学習局スポーツ課主幹・県体育協会事務局長(生涯学習局スポーツ課専門員・県体育協会事務局長)川口勝也
生涯学習局文化遺産課教育企画員・県文化財センター事務局長(県立紀北工業高事務長)南正人
生涯学習局文化遺産課主幹・調査班長事務取扱(生涯学習局文化遺産課課長補佐・調査班長兼職)黒石哲夫
学校教育局県立学校教育課副課長(県立那賀高教頭)川嶌秀則
学校教育局義務教育課副課長(学校教育局健康体育課課長補佐・学校給食班長兼職)上野大雄
学校教育局学校人事課副課長(学校教育局学校人事課県立学校人事班長)松本泰幸
学校教育局健康体育課副課長(学校教育局高校総体推進課課長補佐・競技班長兼職)森文哉
県立紀南図書館長(学校教育局高校総体推進課副課長・式典班長事務取扱)中村憲司
【退職】
坪野賢一郎(県立紀南図書館長)
浜田拓志(県立近代美術館副館長)
市川浩之(県立紀伊風土記の丘副館長)
椎山秀樹(県立自然博物館副館長)