期成同盟設立へ 京奈和・第二阪和連絡道
近畿地方整備局が京奈和自動車道と第二阪和国道の接続について直轄道路調査に着手すると発表したことを受け、早期事業化に向けた期成同盟の設立準備会が11日、和歌山市消防庁舎で開かれた。
委員の自治会長、事務局の市職員ら約20人が出席。尾花正啓市長が「地方創生に大きく寄与する道路になる」と両道路の接続の必要性を解説し、「調査は4段階あり、事業化まではどんなに早くても4~5年はかかる」と見通しを話した。
期成同盟の名称案は「京奈和第二阪和連絡道路建設促進期成同盟会」。今後は5月下旬に設立総会を開き、国など関係機関への要望活動を6月と10月に予定している。準備会ではそれらの事務局案について意見を交換した。
市第二阪和国道延伸促進期成同盟会の杉山清一会長は「地域住民が一丸となり、目的に向かって突き進んでいくことが最大のパワーとなる」。尾花市長は「ぜひ早期に事業化されるよう、新たな期成同盟会を発足させていただきたい」とあいさつした。