3500人超で大盛況 初の健康フェア
県民に健康意識を高めてもらおうと、初の「わかやま健康フェア」が17日、和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で開かれ、主催者の想定を大幅に上回る3500人以上が詰め掛け大盛況だった。
スーパー「エバグリーン」などを展開するエバグリーン廣甚㈱(湯浅町、廣岡聖司社長)が県の後援を受けて開催。同社では毎月、医療介護の講師を招いて講義を受けており、講義の中で和歌山県民が全国的にも不健康であることを知った廣岡社長が、県民の健康寿命を延ばしたいと計画した。
大ホールと展示ホールでは健康食品、美容などに関する約70社が出展し、試食や体験コーナーを実施。有名講師を招いたウオーキング教室やヨガ教室、体力測定、県住みます芸人「わんだーらんど」のステージ、移動動物園など、子どもから大人まで楽しめる多彩なイベントがあった。洗剤、ドリンク、パンなどの無料配布も大人気。ビッグ愛から中央駐車場まで大行列ができ、スタッフは入場制限をかけて対応に追われた。
フェアを担当した同社ファーマシー事業推進部の服部賢明部長は、「健康イベントのニーズの高さに驚いた。健康増進は県の課題の一つ。来年も会場をビッグホエールに移すなどしてやっていきたい」と話していた。