ステンドグラス光の魅力 北出島で作品展
和歌山市のステンドグラス作家・石橋幸男さん(79)を講師に学ぶ教室生の作品展が22日まで、同市北出島の県勤労福祉会館プラザホープで開かれ、柔らかな明かりが会場に広がっている。
今回で9回目。50代から70代までの27人がランプシェードやパネルなど約100点を出品している。ステンドグラスは、何千種類もの色ガラスを組み合わせ、はんだ付けをして制作。会場には花や幾何学模様、海外の風景などをモチーフにした手の込んだ作品が並んでいる。
習って約5年という武中渉さん(77)は竹取物語やアサガオを題材にしたパネルを出品。メノウなどを組み込んだ独自の作品に仕上げ「構図さえ決まれば、1カ月で完成します」とにっこり。石橋さんは「最近は一からのオリジナルに力を入れています。光を通すと色も変わる、ステンドグラスの色彩を楽しんでもらいたいですね」と話している。
午前10時から午後5時(最終日は3時)まで。問い合わせは同所(℡073・425・3335)。