城北小で最後の運動会 頑張る児童に声援

和歌山市立城北小学校(同市鷺ノ森南ノ丁、梅本優子校長)で28日、運動会が行われた。同校は本町小、雄湊小、伏虎中と合併し、来年度から伏虎義務教育学校となるため、城北小として開催する運動会は今回が最後となった。

全校児童118人は運動場に入場し、校歌斉唱などに続き全員で合同体操した後、3年生と4年生によるリレー競技が行われた。バトンをつないで疾走する児童に、訪れた保護者らからは「頑張れ!」と大きな声援が送られた。

1年生の徒競走「よ~1・ドン!」では、応援に混じって上級生からの「かわいい」という声も聞こえ、1年生は少し緊張しながらも、初めての運動会のコースを駆け抜けた。

5、6年生による騎馬戦「いざ出陣!」では、騎馬を組んだ児童らが元気いっぱいに帽子を奪い合っていた。

会場には尾花正啓市長や原一起市教育長らも観覧に訪れ、曇り空の下ながら、児童の頑張る姿に声援が響くにぎやかな運動会となった。

運動場を駆け抜ける児童

運動場を駆け抜ける児童