70周年を7色でお祝い 城北保育所運動会

 本年度で開設70周年を迎える城北保育所(和歌山市小人町、浦野美惠所長)の運動会が12日、同所近くの汀公園で開かれ、子どもたちが70周年を記念したプログラムなどを元気いっぱいに披露した。

 当初、運動会は1週間前の5日を予定していたが、雨天により、一部の3~5歳児のプログラムのみ、この日に延期となっていた。

 87人が参加。オープニングのお祝いの演目では、背中側にそれぞれ自分の似顔絵を描いた赤や黄色、青など7色のTシャツを着た園児たちが、Tシャツと同じ色のポンポンを手に登場。70周年の「70」の人文字をつくるなどし、音楽に合わせて笑顔で踊った。

 この他、みんなで力を合わせる組体操や親子で参加する競技、かわいらしい遊戯などもあった。浦野所長は「70年で1621人の卒園児がおり、卒園しても運動会に参加してくれたり、親子代々で園に通ったりする子もいます。保育所が、いつでも安心して帰ってこられる場所でありたいですね」と話し、子どもたちの頑張りに声援を送っていた。

7色の演出で遊戯を披露する園児たち

7色の演出で遊戯を披露する園児たち