市和歌山が智弁破り4強 高校野球12日目
第98回全国高校野球選手権和歌山大会は大会12日目の25日、和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場で準々決勝2試合があり、第1試合は市和歌山が智弁に10―5で勝利し、2年ぶり18回目のベスト4に進出した。
第1試合
市和歌山 | 1 | 2 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 3 | 10 |
智弁 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 |
〔市〕赤羽、栗栖―岡本〔智〕橋、黒原、平田龍―門脇、東田▽本塁打=木下(市)▽3塁打=北阪(智)▽2塁打=薮井、山﨑、濵野(市)、林、垣(智)
投打で力を見せた市和歌山は1~3回に4得点。5回裏に同点とされたが、6回表1死2塁で薮井が左中間への2塁打を放ちリード。盗塁で3塁に進んだ薮井は暴投の隙に生還。9回も濵野の2塁打などで3点を加え、突き放した。投げては赤羽、栗栖の継投で智弁の強力打線を抑えた。
半田監督は「臆することなく狙った球を打ってくれた。準決勝も自分たちの野球をしていきたい」と次戦を見据えた。
智弁は1回、5回に同点としたが、リードを奪えなかった。