城北小最後の夏祭り 恒例の相撲も千秋楽

和歌山市立城北小学校(同市鷺ノ森南ノ丁、梅本優子校長)で23日、夏祭りが開かれ、児童や保護者、地域住民らが模擬店や花火などで盛り上がった。

「城北子どもまつり最終回スペシャル!」と題した今回の夏祭りは、来年度から小中一貫校の伏虎義務教育学校に統合される城北小として最後の開催。

児童による城北太鼓のパフォーマンスから祭りは始まり、近隣の市立伏虎中学校吹奏楽部による演奏や鷺森幼稚園児の太鼓演奏、花火大会などが続いた。

毎年恒例の相撲、尻相撲大会には1~6年生の児童約50人が参加。尻相撲では行司の合図でまわしを着けた児童が背中合わせで尻をぶつけ合い、一方が土俵の外へはじき飛ばされると、観客から歓声が上がった。

祭りを主催した城北小育友会長の貴志昌伸さんは「城北小最後の祭り。寂しいですが、卒業生も在校生も楽しんでもらえたらうれしい」と話していた。

尻相撲で対戦する児童ら

尻相撲で対戦する児童ら