夜空彩る3000発の花火 紀の川市民まつり
「好きやっしょ紀の川!~夢花火~市民まつり2016」が21日、紀の川市の打田若もの広場で開かれ、約3000発の花火が夜空を彩った。
実行委員会(榎本喜之会長)が主催。昨年の来場者数を上回る約4万人(主催者発表)が足を運んだ。
花火の上がる前から、周辺の紀の川堤防にはたくさんの人が列をつくった。花火は午後8時半から始まり、ことしは市特産フルーツの桃やキウイなどを形取った花火を初めて打ち上げた。訪れた人たちは花火が上がるたび、「きれいやなぁ」などと口にし、約30分間の花火を楽しんでいた。
「夢舞台」と題したステージでは、ET―KINGのスペシャルライブを開催。過去最高となる3000人以上の観客がステージ前に集い、ライブを堪能していた。この他、地元にゆかりのあるアーティストらが出演し、多彩な音楽で会場を盛り上げた。
初めて訪れたという和歌山市の会社員、山﨑和樹さん(32)は「花火、ライブともに感動しました。来年も足を運びたい」と話していた。榎本会長(48)は「たくさんの人に楽しんでもらえたと思う。大成功です」と振り返った。