早くも2学期スタート 海南市立小中学校
県内の公立小中学校のトップを切り、22日、海南市立小中学校(12小、7中)で夏休みが開け、2学期の始業式が行われた。市立中では昨年度、市立小では本年度から全教室に空調設備が整えられ、授業日数の確保を目的に始業式が早く行われている。
この日、巽小の校区住民でつくる巽地区青少年育成補導協議会(栄川誠会長)の14人は交差点などで登校を見守り。夏休みの宿題を手に学校に向かう児童に「夏休みは楽しかったか」などと声を掛けて見送った。同協議会の山崎七一さん(78)は「2学期も元気に頑張っている姿が見たいですね」とにっこり。
始業式では藤田直子校長がリオ五輪での日本選手の活躍にふれ、「努力すること」「仲間を思いやる気持ち」の大切さを伝えた。児童会6年の小副川奈緒さん(12)は「児童会活動を活発にし、学校行事を素晴らしいものにしたい」と2学期に意欲を見せた。
海南市以外の本紙エリアの公立小中は、紀の川市立中が25日、同市立小が29日、和歌山市立、岩出市立、紀美野町立の各小中が9月1日から授業が始まる。