リオ五輪柔道銅メダル山部選手が知事訪問

リオデジャネイロ五輪の柔道女子78㌔超級で銅メダルを獲得した山部佳苗選手(25)=ミキハウス=と日本選手団柔道女子コーチの薪谷翠さん(36)=同=、が8月31日、県庁の仁坂吉伸知事を訪問し、大舞台での活躍を報告した。
山部選手は昨年の紀の国わかやま国体に県選手団の一員として出場しており、薪谷さんは紀の川市出身で、世界選手権無差別級を制した元王者。

県庁訪問には県柔道連盟の玉山晋一専務理事と阪部貴行理事も同席。仁坂知事は、山部選手の五輪での活躍をたたえ、薪谷コーチの労をねぎらった。

4年後の東京五輪への思いを問われた山部選手は「今はゆっくり休みたい。これまでよりもっと苦しい4年間の練習をこなす覚悟ができたとき、東京オリンピックを目指すと言いたい」と話した。

山部選手には仁坂知事から、顕著な成績をあげた県内の競技者に贈られる「第55回県スポーツ賞スポーツ顕賞」が授与された。

県庁を訪れた山部選手(左から3人目)と薪谷コーチ(同2人目)

県庁を訪れた山部選手(左から3人目)と薪谷コーチ(同2人目)