真田幸村が表紙 和歌山市版タウンページ

NTT西日本和歌山支店(中澤輝仁支店長)は8月31日、官民学が一体となって作製した「和歌山市版タウンページ」を同市に贈呈した。

今回のタウンページは、同市の行政情報の他、和歌山大学観光学部の学生が取材した観光スポットや店舗などの情報を幅広く掲載。表紙には、大河ドラマで注目を集める戦国武将・真田幸村(信繁)をイメージしたデザインを採用した。

さらに、防災情報や避難場所のマップ、非常時に役立つ知恵などをまとめた「防災タウンページ」も別刷りで作製した。

贈呈式は市役所市長室で行われ、中澤支店長や、NTTタウンページ㈱の岡田昭彦社長、同学部の青木義英客員教授らが出席。中澤支店長らがタウンページを手渡し、地域活性化や防災強化への貢献の思いを伝えると、尾花正啓市長は感謝を伝え、「学生の皆さんに、和歌山市の魅力をさまざまに発掘していただきました」などと充実した内容を喜んだ。

式には市観光キャラクター「吉宗くん」と、NTTのキャラクター「タウンページ君」も駆け付け、花を添えた。

和歌山市版タウンページは、回線契約の有無に関係なく、市内の全住居・事業所に18万7000冊がポスティングで配布される。

表紙に真田幸村がデザインされた和歌山市版タウンページ

表紙に真田幸村がデザインされた和歌山市版タウンページ