啓発活動など出発式 秋の交安運動始まる

秋の全国交通安全運動(21~30日)の初日、海南市日方の海南署(島泰弘署員)で出発式が行われ、同署員や交通ボランティアらが事故撲滅に向けて街へ繰り出した。

出発式には同署員約30人をはじめ、交通安全協会海南支部、海南地区地域交通安全運動推進委員協議会、市交通安全母の会のメンバーらが出席した。

参加者を前に島署長が「交通の取り締まり、広報、啓発を強化していく。多くのボランティアにも参加していただければ」、同支部の川嶋秀幸支部長が「交通安全運動期間の10日間を過ぎても、事故を1件でも減らしていけるように」とあいさつ。その後、県警本部交通機動隊の白バイ、パトカー、広報車ら約15台が同署を出発。管内の紀美野町を経由して同市のスーパーセンターオークワ海南店に到着すると、買い物客に反射たすきなどを配付し、交通安全を啓発した。

島署長は、日暮れ時の歩行者と車の事故が多いことから、運転手には対向時以外のライトは「ロービーム」ではなく「ハイビーム」を使用することや歩行者妨害の違反周知を、歩行者には反射材の使用などを呼び掛けたいと力を込める。

海南署を出発するパトカー

海南署を出発するパトカー