14年ぶり大相撲巡業 10月ビッグホエールで

 秋場所最終盤の熱戦が続いている大相撲――。その興奮が和歌山市にやって来る。秋巡業「大相撲和歌山場所」が10月18日午前8時から午後3時まで、手平の和歌山ビッグホエールで開かれる。大相撲和歌山場所実行委員会(尾崎要二会長)主催。紀陽銀行、マツゲン、湊組が特別協賛。

 14年ぶりの和歌山場所には、横綱をはじめ力士約160人を含む総勢280人が参加予定。県出身の若手力士4人や海南市下津町出身の春日野親方(元関脇・栃乃和歌)らも登場する。

 幕内の取組の他にも見どころはたくさん。午前8時からの稽古の公開、「お好み」と呼ばれる幕内力士と地元の子どもたちとの稽古、地元アマチュア力士と幕下力士との対戦などがある。アマチュア力士は、県内の高校相撲部強豪や社会人による連合チームが予定されている。

 チケットはチケットぴあ、ローソンチケットなどで発売中。25日午後1時~8時には電話申し込みも受け付ける。テレビ和歌山内の実行委員会事務局(℡073・455・5721)へ。問い合わせも同じ。

海南市出身の春日野親方

海南市出身の春日野親方