補正予算案116億円 12月県議会が開会
県議会12月定例会が2日開会し、県当局は、総額116億2652万円の本年度一般会計補正予算案を含む計25議案を上程した。
補正予算案は、国の経済対策を活用した高速道路ICへのアクセス道路整備などに34億2820万円、津波・高潮対策や大型クルーズ船入港に備えた港湾施設の整備に16億6569万円などを計上している。
仁坂吉伸知事は提案説明の中で、世界遺産の追加登録決定や「世界津波の日」関連行事の開催などにふれ、県と世界の関係が深まることに期待を示した。来年度の新政策については「県まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、雇用創出、移住推進、女性の就労支援、少子化対策、災害対策、インフラ整備、教育支援などの目標を挙げ、「大胆な発想をもった施策を積極的に展開する」と述べた。
会期は20日までの19日間。一般質問は9、12~14日。