味匠「加太うずみ」 休暇村加太で販売開始
11月23日に和歌山市の和歌山公園砂の丸広場で開かれ、延べ6万人が来場した食のイベント「食祭WAKAYAMA2016」の5店舗によるグルメ対決で、第6代の「和歌山の味匠(たくみ)」に選ばれた、休暇村紀州加太(義本英也総支配人)は、受賞メニュー「加太うずみ」の提供を開始した。
米将軍といわれた吉宗将軍就任300年にちなみ、質素倹約やぜいたくを戒めるお上に隠れて食したという「うずみ」を現代風に再現。エビやタイなどの海の幸の他、食感が楽しめる刻んだ漬け物やカリカリ梅の上に白米をのせて隠し、カツオと昆布の出汁を注いで食べる。また、甘辛く炊いた、鯛山椒煮の煮こごりが味にアクセントを与えている。提供はランチのみで税込み1000円。
第2代の「鯛のまち加太・特製鯛ラーメン」から2度目の受賞となり、企画から関わった営業課の磯邉龍太課長(36)は、「吉宗将軍就任300年の取り組みの集大成として出した料理が選ばれて、とても喜んでいます。施設も7月にリニューアルオープンしたので、多くの人に訪れてほしいですね」と話している。