快適空間オープン 和歌山競輪場に新投票所
和歌山競輪場(和歌山市五筋目)の新投票所が22日、オープンした。紀州材を使用した最大800人が収容可能なワンフロアで、快適空間を演出。同日は記念セレモニーが行われ、テープカットでオープンを祝った。
旧投票所は昭和45年の建築で老朽化が激しく、耐震基準を満たしていなかったため、ことし1月に新施設の建設に着工。約1年間をかけ、今月15日に完成した。総工費(設計費含む)は約6億3400万円。
施設は木造一部地上2階建てで、延べ面積1659平方㍍。空調を完備した他、施設内には大型100?モニターを4台設置し、快適に迫力あるレース映像を楽しめる。券売所は、自動券売機、手売り窓口を含め計18台あり、スムーズに車券の購入が可能。女性も気軽に競輪を楽しめる施設に生まれ変わった。
午前10時の開門と同時に、完成を待ちわびた約400人が入場。セレモニーでは、県商工労働政策局の出口博之局長が「ぜひ新しい空間で競輪を楽しんでほしい」とあいさつ。出口局長ら主催、来賓の計5人がテープカットで祝福した。来場者にはオープン記念の粗品が先着で配布され、早速、新しくなった施設を堪能していた。