2年ぶり新曲は男歌 宮本静さん来春CD発売
県内を拠点に活動している歌手の宮本静さんが来年4月、新曲3曲を収録した2年ぶりとなるCDをリリースする。新曲のうち1曲は、自身2作目の男歌。CDジャケット用の撮影は和歌山市の和歌山城で行い、男性の雰囲気を意識した黒の着物を披露した宮本さんは、その姿で同市福町の㈱和歌山新報社を訪れ、曲への思いを語った。
新曲は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に追加登録された田辺市の鬪?神社を舞台にした哀愁漂う新境地の叙情歌謡「田辺コーライお笠まつり」と、徳川吉宗や紀伊國屋文左衛門など紀州男の心意気を豪快に歌う応援歌「男節」、和歌山城に飛ぶハヤブサをモチーフにした人生賛歌「虎伏城のはやぶさ」の3曲を収録している。
デビューから7周年を迎えた宮本さんは「歌いたかった元気な男歌など、にぎやかな場面で会場を盛り上げる一曲として多くの人に聴いてもらいたいです」と話している。