いよいよ29日に有権者の審判 岩出市議選
任期満了に伴う岩出市議選(定数16)は29日、投票が行われ、即日開票される。今選挙は現職13、前職1、新人3の計17人が立候補し、1人オーバーとなっている。市選挙管理委員会は27日から市内19カ所に投票所の設置準備を進め、有権者の判断を待つだけとなった。大勢判明は午後10時半ごろの見通し。
候補者の党派別の内訳は、公明が現職2、新人1▽共産が現職2▽無所属が現職9、元職1、新人2――。選挙期間中の各陣営は、街宣車での活動を中心にPRを図った。終盤になるにつれて舌戦はヒートアップし、まち中にお願いコールが飛び交った。ただ、大きな争点は見られないことなどから有権者の関心は高まっておらず、投票率は前回(平成25年)の47・99%を下回るという見方が強くなっている。
市職員は約130人態勢で、投票所となる各地区公民館などに投票箱や記載台を設置した。投票は一部地域を除き、午前7時から午後8時まで(境谷、押川集会所は午後6時まで)行われる。開票は荊本の市民総合体育館で午後9時に開始し、以降30分ごとに開票状況が発表される。
21日現在の選挙人名簿登録者数は4万3739人(男2万834人、女2万2905人)。27日現在の期日前投票者数は3243人(男1330人、女1913人)。